WEBを仕事に生きていくために最低限絶対に身につけるべき技術

世の中には多くのWEBの技術が存在しますが、あれこれ手を出すよりも、とにかく最低限身につけたほうがいい知識があります。
それはWordpressです。
Wordpressの知識は絶対にあったほうがいいです。

WordPressの知識を身に付けた方がいい理由

利用者が多く、クライアントを見つけやすいからです。これは何よりも大きな理由です。
マニアックなWebの技術ほど勉強したからといって未経験で仕事がとれるほど甘くはありません。
しかし、Wordpressであれば話は別だと思います。
そこまでの知識がなくても既に形になっていて、誰でも活用できるため、ほんとうにほとんど知識がないまま使っている人が沢山います。
自分で製作して、カスタマイズして訳がわからなくなってしまった人。
外部に製作だけ依頼して、運営は自分達でやるつもりだったけど全くできない。
外部のWebディレクターに任せたら今何が起こっているのか全く把握できていない。
等々、これは大企業では滅多に起きないかもしれませんが、中小企業では五万と起きていることです。
嘘だろとおもうような形でチャンスは転がっているんです。

wordpressの何を身に付けるべきなのか

身に付ける知識は、wordpressがどのようにして成り立っているのか、構造的な部分は絶対知っておくべきです。
どのファイルがどのような役割を果たしていて、どのファイルにどのようなカスタマイズを施せばどうなるのかといった事をまずは勉強しておきましょう。
自分でwordpressを触ったことがあるからなんとなくわかったつもりでいる人ももう一度徹底的に理解しておくことをお勧めします。
FTPソフトの使い方、バックアップの取り方、子テーマの作り方など、それだけでも仕事のきっかけとなることは十分にあります。
例えば、バックアップを全然とっていない、必要性すらわからない、でもこれからちょっとカスタマイズしようとしてる人がいたとします。
バックアップをとっていない上に子テーマすら使っていないと。
これも実際あったケースです。
どのようにお付き合いするのかは人それぞれで、Webディレクターとして包括的に関わっていくのか、一回一回の作業にたいしてお金をもらうのか、それは交渉次第でどうにでもなると思っています。

別に最初からPHPやMYSQLの知識が100%無くても大丈夫です。
HTMLやCSSが多少わかっているくらいでも大丈夫です。
構造の理解をして、実際に自分でwordpressを、見よう見まねでいじっていれば自ずとPHPやMYSQLについての知識はついてきます。

マニアックな技術ほど食べていくのは難しい

プログラミングはこれから必須のスキルだからと、お金と時間をかけて難易度の高い技術を習得しようとするよりも、手っ取り早く食べていくには絶対にwordpressはお勧めできます。
手っ取り早くなんて言い方すると聞こえが悪いので怒られてしまいますが、時間をかけて習得の難しい技術を勉強するよりも、Webでお金を稼いで生きていくことが大切なんです。
せっかく色んなこと勉強しても結局Webで食っていくことが難しいと思って辞めてしまってはもともこもありません。
Webで稼いでいく経験を積むことが大切なんです。
技術があっても、数少ない金額の高い仕事を取りに行くには経験と実績が必要になります。
最初からそこで勝負するのはあまりにも無謀だと考えています。
まずはwordpressできっかけを掴み、Webの実績を重ね、人脈を作り、今後自分に必要となる技術はなんなのか、そうやって見極めていくのでも全然遅くないです。
やみくもに勉強して実績のない人間に仕事を任せてくれる数少ないチャンスをものにするためにもがくよりもよっぽと効率がいいと感じています。

ボクもWeb全般においては完璧ではありません。
エンジニアではないので、コーディングだって一人で完璧にはできません。
それでも何をどうすればクライアントの希望に添えるのかを導き出すことができます。
できない技術はできる人を巻き込んでやればいいんです。
導入のハードルが低い、比較的予算の低いwordpressだからこそ以外とチャンスは沢山転がっているものです。
現在もいくつかの企業でWebディレクターをさせてもらっていますが、入り口は全部wordpressだったボクだからこそ感じたことを書いてみました。
ワードプレスに関して僕が役に立った本を紹介します。
構造とはちょっとちがうかもしれないけど、読んでおいて損はありません。